季節のうつろい

先日の台風21号による甚大な被害に加え、昨日の北海道胆振東部地震により多くの方々が被害に遭われました。この場をお借りして心よりお見舞い申し上げます。

さて、8月の終わり頃からぎっくり腰や腰痛を訴えて来院される方が急に増えてきました。急性腰痛いわゆる「ぎっくり腰」、寒い冬に起こりがちと思われていますが、実は多いのは春先と秋口。季節の変わり目に多い疾患なのです。ですから、そろそろ夏も終わりかな?と感じているこの頃です。

ぎっくり腰は発症のメカニズムは解明されてませんが、季節の変わり目で寒暖差があり、それにより血流が不安定になって腰の筋肉や軟部組織が凝り固まるために起こるとも言われています(諸説あります)。普段から適度な運動を心がけ、疲労を貯めず全身の筋肉をしなやかに動かせる身体にしておくことも大事だと思います。 次回のブログでは、東洋医学的な腰痛の分類をご紹介したいと思います。

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