梅雨を乗り切るために
6月に入りました。そろそろ梅雨入りの声が聞こえる頃でしょうか。
梅雨に入りると急に湿度が高くなり、身体の重だるさやむくみを感じたり、食欲が落ちたり、不調を感じる方が多くなります。
なぜなら、外部の湿気が身体に影響を及ぼすため。東洋医学では度を超した湿気は”湿邪”と言います。湿邪の特徴はまず下方にたまりやすいこと。そのため、下肢の浮腫が出やすくなります。また体内の水分(津液)の流れが滞ると、次第にベタベタとした”痰”に変化して、さらに身体の気・血の流れを滞らせます。それ故、食欲不振や倦怠感を感じやすくなるのです。
そのほか、関節痛、残尿感、下痢、おりものの増加、湿疹などなど、様々な不調につながっていきます。