季節の移ろい その3



東洋医学からみた腰痛その3、「痰湿」。これは身体の構成成分の一つである水が滞ってしまうと湿(余分な水)となり、さらにベタベタした痰に変化してきます。痰湿が生まれる原因は過剰な水分摂取や食べ過ぎに加え、運動不足も関係します。この痰湿が気の巡りを阻害して腰痛などを引き起こします。このタイプの腰痛は重だるい痛みが特徴で、下半身(時には全身)のむくみや冷えを伴う事もあります。

4つめは「外邪」。寒さや湿度など外気の変化も身体に影響を及ぼします。このタイプは天候により症状が強く表れたりします。特に「寒湿型」は冷たい雨の日に症状が悪化します。寒さと湿気により循環が悪くなり冷えを伴う腰痛として現れます。横になっても楽にはなりません。逆に「湿熱型」は湿気に加え暑さにより気の巡りが滞るタイプで、蒸し暑い時期(特に梅雨時)に強い痛みが生じるのが特徴です。

その5「脾虚」。東洋医学で言う脾とは消化器全般といったイメージです。食物を受け入れて消化し、栄養素とエネルギーを吸収するして全身に届ける機能の事。この働きが弱まることで気(生命エネルギー)が不足し、また血液が作り出せず貧血になります。気が不足することで水を動かす力も弱まり痰湿も生まれやすくなります。このタイプは全体的に活力がなくて腰も重だるいのが特徴です。

6つめは「腎虚」。腎とは西洋医学で言う腎臓の機能に加え、生命エネルギーを蓄え生きる上でとても重要な臓器です。その腎が加齢や過労・睡眠不足・房事過多により弱ってしまうと、足腰に力が入らず重だるい痛みとなります。また足の冷えや火照りを伴うこともあります。

以上、一口に腰痛と言っても様々な原因があるのですね。


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