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WorkCAN’s 『Be グッド・パートナーズ研修(がんと就労)』

10月とは思えない暖かさですが、湿度は下がり過ごしやすい季節になりました。

ブログの投稿も久し振りになってしまいましたが、この度参加した講習会についてご報告します。

コロナ禍で多くの講習会がオンラインになり、とても楽になりました…


表記の研修、いったい何?? と言う感じですが、「WorkCAN's(ワーキャンズ)」とは、一般社団法人CSRプロジェクトを中心に、企業のがん経験者・支援者の有志が参加する「企業内ピアサポーターの育成」の取り組みです。

簡単に言うと、がん経験者が働きやすい職場環境にするために支援するサポーターを育成する取り組みです。


今回の内容は「アンコンシャス・バイアス」について。アンコンシャス・バイアスとは、一般に「無意識の思い込み・偏見」「無意識バイアス」とも訳され、誰かと話すときや接するときに、これまでに経験したことや、見聞きしたことに照らし合わせて、「この人は○○だからこうだろう」「ふつう○○だからこうだろう」というように、あらゆるものを「自分なりに解釈する」という脳の機能によって引き起こされるものです。.これは、誰にでもあり、日常にあふれています。この思い込みが対人関係において、配慮のつもりでも実は相手を傷つけてしまうこともあり得るということでした。普段何気なく話していることも、常に一拍おき、自分の思い込みで無いだろうかと考えを巡らせる大切さを改めて気付かされました。アンコンシャス・バイアスについては、職場だけでなく、家族・友人、患者さんとの対話に至るまで、あらゆる場面で配慮しなければならないことだと痛感しました。



3時間の講習中、何度かグループワークもあり、様々な企業・職種の方と意見交換できたのも、大変有意義な時間となりました。

この講習で得られた気づきを、日々の診療にも役立てて生きたと思います。







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