10月
今日から10月。朝晩はすっかり涼しくなり、昼間も秋らしい空気になりました。
秋と言えばお月見。今年の中秋の名月は10月4日だそうです。
毎年、この日にはお団子を作り、ススキとともにお供えするのですが、ふと、この習慣はいつから行われている?と思い、調べてみました。
中秋の名月の祭事はもともと中国から伝わり、日本では平安朝以降に貴族の間で盛んに催されたようです。そして江戸時代には一般庶民の間でも行われるようになり、次第に現在の形、秋の収穫の感謝を込めて芋や豆などの収穫物を月に供えるようになったそうです。またススキは、古くから神様の依り代と考えられており、悪霊や災いなどから収穫物を守り、翌年の豊作を願う意味をこめてお供えするのだそうです。季節の習わしは、深い意味とともに伝え行われているのですね。今年はちょっぴり賢くなった?気分でお団子を頂こうと思います!