
GWです!
今日 昭和の日 からいよいよGWの始まりですね。最大10連休にもなるとか? また、緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置が発令されていない連休も実に3年ぶりとか。やっと制限が解除され、レジャーやお出掛けを計画されている方も多いのでは無いでしょうか。 さて、5月5日は子供の日、そして立夏です。 子供の日=端午の節句には、柏餅(主に関東)やちまき(主に関西)を食べ、菖蒲湯に入る習わしがありますね。この柏の葉は、新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから「子孫繁栄(家系が途切れない)」という縁起を担いだものとされています。 また、柏餅やちまきの原料となるもち粉はもち米から作られますが、このもち米は、薬膳では脾胃(消化器官)に作用し気(生命エネルギー)を補い身体を温めるとされています。食欲が無いときやだるい、気力が出ないときにオススメの食材です。また、甘味は脾胃を元気にする味覚でもあります。 新年度の始まりで生活が変わり、そろそろ疲れも出てくる頃に、美味しい柏餅を食べるのは理に叶っているのかも知れません。 ただし、甘味は摂り過ぎるとかえって脾胃の働きを妨げてしま

待望の本です。
2022年4月5日(火)、ついにこの本が出版されました。 師匠である東方鍼灸院 吉川正子先生の著書です。 『陰陽太極鍼テキスト-刺さない鍼で効果を出す配穴と施術法/吉川正子(著)』 (医道の日本社) 陰陽太極鍼とは、吉川先生が編み出した「刺さずに置くだけの鍼」、鍼や王不留行子をツボに貼り付けて治療していく方法です。その時々で反応しているツボ(開穴)に鍼や王不留行子を貼り付けるだけで身体の陰陽のバランスが取れるのです。そして、全身の陰陽のバランスが取れ、気(生命エネルギー)、血(血液)、水(体液成分)がよどみなく体中を巡ることで身体の不調が解消します。 従来、鍼は刺すことが前提で多少の痛みを伴うのは仕方が無いと思われがちでした。しかしこの方法では鍼を刺すことは無いため、誰にとっても安全かつ苦痛の無い治療が可能となります。特に「鍼は痛そう」というイメージをお持ちの方には是非一度お試し頂きたい治療法です。 また、体表の変化を一つ一つ確認しながら治療を進めることで、患者側も身体の変化を確実に実感できますし、施術者側にも効果を確認でき、かつ習得しやすい