

症例報告 追加しました
症例報告を追加しました。 日々、様々な不調を訴える方々が来院されますが、強いストレスによる身体の不調であることが多いように感じます。 私自身、会社員をしている頃はストレスの塊でした。そして色々な身体の不調、肩凝りや頭痛、吐き気、難聴、不眠などなど… 多くの症状を持ち合わせていました。それでも時々鍼灸治療を受けながら、なんとかやり過ごしていたものでした。現代社会に生きている中で、全くのストレス・フリーの生活などとても望めませんが、 鍼灸の力を借りて少しでも身体の自然治癒力を活性化して、皆様が日々の不調から解放されるようにと願ってやみません。病院を受診しても特に異常もない、いわゆる不定愁訴をお持ちの方は本当に多いと思います。そんな時、東洋医学の力をお試しください。


秋
9月20日はお彼岸の入りですね。暑さ寒さも彼岸までと言いますが、湿度も下がり過ごしやすくなってきました。 秋めいてきたこの時期、急に肌の乾燥が気になり出したり空咳が出る方が増えています。夏の間にたくさん汗をかき消耗した身体に、空気の乾燥が重なり、肺が影響を受けます。中医学的には肺は呼吸器のほか皮膚や大腸にも深く関係します。そのため、皮膚の乾燥やかゆみ、アトピー性皮膚炎の悪化、便秘などのトラブルが出始めてきます。 そんな時オススメなのが、今が旬の「梨」。梨は身体を潤す最高の食材です。ただし、身体を冷やす性質のものでもあるので、胃腸の弱い方は少しだけ注意して下さいね。一度にたくさん食べ過ぎないように!もちろん生でとても美味しい梨ですが、コンポートもオススメです。鍋に梨と水・蜂蜜・レモンを入れて煮るだけで簡単に作れます。キンキンに冷やしすぎないで食べます。 私も大好きな梨、お店で見つけるとついたくさん買い込んでしまいます!夏の疲れが出てくるこの時期、旬の美味しい食材を上手に摂りながら秋を満喫しましょう! #薬膳中医学アトピー性皮膚炎乾燥


安産灸ネットワーク講習会2017 その2
9月17日(日)は休診し講習会に参加してきました。「安心安全な妊婦治療の基礎知識」の第3回。今回の内容は妊娠に関わるマイナートラブルとその対応法でした。女性は妊娠に伴い大きく身体が変化します。その中で、ホルモンバランスの変化に伴いつわり起こったり、おなかが大きくなるにつれて下肢の血流が変化することにより脚がつりやすくなったり静脈瘤ができたり腰痛が出やすくなったりします。また逆子や切迫早産・予定日超過など出産に至るまで色々と症状が出ることがあります。そんな時、鍼灸治療により骨盤内や子宮の血流を増やし全身の状態を整えることで、妊娠に伴う様々なトラブルを解消することが出来ます。 安産灸ネットの戸部久子先生はご自身の20年以上の経験とこれまでに培われた知識明日から即実践できる技術を余す所なく伝授して下さるので、毎回とても勉強になります。妊娠は女性にとって人生における大きなイベントでもありますし新しい家族が増える最高の瞬間でもあります。そのとても大切な時期を快適に、そして母子ともに健康で元気な赤ちゃんを迎えられるよう鍼灸でサポートできたら、と願う


講習会に参加してきました
昨日は系統中医学講座(小太郎漢方製薬(株)主催)を受講してきました。 全10回シリーズの8回目。生理・病態・治療編、弁証・症例分析編ともに月経・妊娠・婦人科疾患に関する内容でした。 講師の仙頭正四郎先生(一般財団法人高雄病院 京都駅前診療所所長)は、いつも小難しい中医学を、時にダジャレを交えつつとても解りやすく解説してくださいますので、一日の講義もあっという間に時間が過ぎてしまいます。特に今回は女性の生理や婦人科疾患に関する内容だったこともあり、自分の身体や日々接している患者さんの事を重ね合わせながら講義を聴いてました。 女性には月経や妊娠・出産、閉経など身体が大きく変化する時期があります。また一生を通してホルモンのバランスに体調が左右されやすく、月経痛や生理不順、更年期障害など色々な不調をきたすことがあります。それらの女性特有の不調や様々な婦人科疾患には鍼灸や漢方薬がとても功を奏します。実際に、当院や目白鍼灸院(火・木・土に勤務しています)では更年期障害や月経痛を訴える患者さんが多く来院されています。そして、鍼灸治療や時に漢方薬を併用することに