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講習会&母校訪問



12日(日)は母校で開催された講習に行ってきました。内容は、「認知症の方へのアプローチ&手応え」-認知症の方に対する「あはき治療」の実績と可能性-。後藤学園中医学研究所所長で日本での中医学研究の第一人者でもある兵頭明先生による講義と実技でした。ご存じの通り日本は超高齢化が進み、それに伴い認知症を患う方も急増しています。認知症を発症すると、心と身体の変化によりQOLの低下や介護に関わるご家族の苦労など様々な問題が起こります。認知症の発症機序は解明しきれてはいませんが、効果のある薬は色々と出てきています。しかしその発症を食い止めることや、残念ながら発症してしまった後も進行を抑える(遅らせる)事など、鍼灸でも貢献できることが沢山あるのです。それを実施し研究データとして実証されている兵頭先生のお話はとても説得力のある、しかも即臨床に役立つ情報が満載でした。講義の時間があっと言う間に過ぎてしまうほど貴重な時間を過ごすことが出来ました。そして、久し振りに恩師とお会いすることもでき、また思いがけず同級生とも再会することができ、とっても充実した日曜日でした。(写真は恩師の笹倉先生、新井先生と、目白鍼灸院で共に働いている二宮先生です。これからも認知症の方と接する機会は多いと思いますが、今回学んだ事をしっかりと心にとどめ臨床の中で実践していきたいと思います。


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