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夏至

気まぐれのブログ投稿です。


2023年は今日6月21日(水) が夏至、周知の通り、昼間の長さが一年で最も長くなる日です。

東洋医学では陽が極まる日、つまり暦上では夏のピークを迎え、同時に相反する性質へと変化を始めます。

夏至には、陰気が生じる(陽消陰長)という意味もあるのです。


さて、この時期の日本は梅雨まっただ中。気温が上がり湿度も高く不快な季節ですね。

身体には熱がこもり、湿がたまりやすくなります。すると、口の渇きやのぼせ、頭痛、目の充血、睡眠障害、易怒(イライラしやす


い) 等の熱の症状や、倦怠感、食欲不振、下痢、関節痛、皮膚病(アトピー性皮膚炎など) の悪化といった、湿による症状が出やすくなります。

そんな梅雨時の体調不良を解消するためにオススメなのがハイビスカス、はまなす、バラ、菊花など、花のお茶(薬膳茶)です。花の香りにはリラクゼーション効果があり、『養心安神(ようしんあんじん)』(心を養い、精神を安ず)の作用があります。

ハイビスカスはビタミン豊富で美肌効果が高いことでも知られていますので、日焼けが気になる夏には最適です。ハイビスカス

など香りのよいお茶に、陳皮、マンダリン、オレンジ、ゆずなど、お好みのなどの柑橘系をブレンドすると更に良くなります。柑橘系の香りは胃をすっきりさせる働きも期待できるため、食欲不振に効果が期待できますし、酸味(クエン酸)は疲労回復に効果があります。

また、身体に溜まった湿を排泄させるために、苦みのあるものや夏野菜、トマト、ナス


、キュウリ、ゴーヤ、冬瓜、オクラ、ズッキーニ、モロヘイヤ、スイカ、パイナップル、メロン、びわ、梨など旬の野菜や果物を上手く利用すると良いと思います。


また、梅雨時はついつい家にこもりがちになりますが、これも体内の巡りを悪くする要因の一つです。

雨でも室内で出来る運動やストレッチなど身体を動かすことも、不快な季節を乗り切るためには大切です。

なかなか外に出るのも億劫になりがちな季節ですが、雨の中の紫陽花を愛でに散歩してみるのも良いのではないでしょうか?




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